生活習慣で気をつけるべきことは何ですか?
Ikeda et al. Lancer378 2011年によると、
日本人の死亡に対する寄与因子は多い順に
①喫煙
②高血圧
③低い身体活動
④高血糖
⑤高い食塩摂取
⑥飲酒
⑦ヘリコバクター・ピロリ
⑧LDLコレステロール高値
⑨C型肝炎ウイルス
⑩低い多価不飽和脂肪酸摂取
以下、高いBMI、B型肝炎ウイルス、低い果物・野菜摂取、ヒトパピローマウイルス、HTLV-1、高いトランス脂肪酸摂取。
となっています。
このデータは2011年のものですが現在でも参考にできると思います。
これらの因子は主に心血管病を引き起こすことで死亡に寄与します。
一方で喫煙、低い身体活動、高い食塩摂取、飲酒、ヘリコバクター・ピロリ、高いBMIは癌を引き起こすことでも死亡に寄与する点は注意が必要です。
尚、C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルス.低い果物・野菜摂取、ヒトパピローマウイルス、HTLV-1は主に癌を引き起こすことで死亡に寄与します。
以上の点を踏まえて生活習慣、生活環境をより健康的で安全なものに維持したいものです。